2013年6月23日日曜日

ダブルの小技

こんにちは(^o^)

「ダブル」は全く同じ演奏を重ねる事で、厚みのある演出を生み出せます。
今日はこのダブルのいくつかの小技を覚えていって下さいね!

('A`)「全く同じ演奏って意味あるの~?」
   「しかも同じ事、もう一回演奏するのってめんどくさいです!」

ギターで説明しますね。同じ演奏内容で録音したオーディオデータを左右に定位させてみて下さい。

('A`)「…か…かっこよくなった… 厚みやら広がりやら…じゃあこれをコピー&ペーストしてっと…」
   「あれ?さっきと聞こえ方が違う…広がりも感じられない!」


コピー&ペーストで全く同じ素材を左右に定位させてもほぼ意味をなさないんです。
どこに定位しているか聞き取れない、ふわふわした聴こえ方になってしまうんです。

('A`)「でもやっぱり面倒だな~、それにせっかくのベストテイクを同じように演奏出来る余裕がないですよ…」

そんな方にはうってつけのこちらを( ^ω^)_凵 どうぞ





小技:1  ~タイムストレッチ~

「タイムストレッチ」はオーディオデータの横軸を編集する事です。
まずは録音したベストテイク、オーディオデータをクリック!
波形が編集出来る画面に切り替わります。

何をするのかと言いますと、ほんのちょこっとずらすんです。
前の方にでも下がる方にでもどちらでもいいのですが、あとはご自分のDAWの操作方法に従って横軸をずらしてみて下さい。

↓↓↓↓↓

違いは出ますが、ずらしすぎると変になります苦笑


小技:2 ~位相~

位相の説明は苦手なので各自調べて下さい(こらー!笑)

位相を使ったダブルは「位相の逆転」を利用します。
波形をグ~ンとズームしてみて下さい。オーディオデータってこんな感じですよね(^o^)

これを逆転するんですが、トラックに「φ」と言うボタンを押せばこの波形がひっくり返ります。
波の流れ方が変わったのである意味別のオーディオ素材なんだと思います。
「φ」スイッチが見当たらない場合は、そのトラックに「EQ」あたりをインサートします。
そのEQは使用しませんが、このプラグイン自体に「φ」スイッチが付いている場合があるので
試してみて下さい(^o^)


<応用編>
・わざと同じ素材を利用してPADが演出出来る!

コピペした素材同士は定位しないと説明しましたが、あえて左右に同じ素材を置く事で
どこに定位しているかわからない(ふわふわ)→PAD効果として使えちゃうんです (^o^)
※PAD…隙間をうめるための音と考えていいと思います。

・EQで!
 
出来ればこれはタイムストレッチや位相逆転を施したうえで、さらに効果が上がるはずです!
とても簡単です。左右のEQを別にいじるだけです。


要するに違う素材になるように加工すれば割とダブルは成立しそうです!
せっかくの時間のある宅録なので、出来れば同じ演奏を録音するのが最高です!
まだまだ工夫の余地はありそうなので皆さんも新しいダブルを探してみて下さい!
ではまた!( ゚∀゚)ノ

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